『ライオン・キング』は1994年に長編アニメ映画として公開され、当時としてはアニメ映画歴代1位の興行収入(2020年現在でも歴代3位)を叩き出した超人気作品です。その反響は非常に大きく、1998年からは劇団四季によるミュージカル公演が始まり、2019年にはフルCGによる実写版映画も公開されました。実写版『ライオン・キング』の完成度は非常に高く、リアルすぎる映像表現から「超実写版」とも言われている話題作です。
ここでは、『ライオン・キング』のアニメ版と実写版に登場する主なキャラクター達を演じた声優を紹介します。外国語版と日本語版それぞれに登場した声優たちを一挙紹介していますので、一緒にチェックしていきましょう!
シンバは本作の主人公です。動物の王国プライドランドの次期国王でしたが、スカーの策略によって追放されてしまいます。
実写版ライオン・キングでシンバの外国語声優を務めたのは、アメリカ人俳優のドナルド・グローヴァーです。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)では、ランド・カルリジアン役をユーモラスに演じました。ミュージシャンとしての顔も持ち、楽曲「Redbone」で第60回グラミー賞を受賞しています。
実写版シンバの日本語声優を担当したのは、賀来賢人です。彼は主役を演じた『今日から俺は!!』(2018)をはじめ『半沢直樹』(2020)など話題のドラマに次々と出演し、人気俳優の地位を確立しています。また、テレビドラマだけでなく映画や舞台でも幅広く活躍しており、今後の活動から目が離せない俳優の1人でしょう。
ナラは、シンバの幼馴染のメスライオンです。スカーの悪政により荒廃したプライドランドを救おうと、外の世界に助けを求めます。
実写版ナラの外国語声優は、世界的歌姫のビヨンセです。グラミー賞ノミネート66回、受賞23回と驚くべき記録を持っており、世界最高のエンターテイナーの1人だと言えるでしょう。本作では、同じくグラミー賞受賞者ドナルドとデュエットした『愛を感じて』に注目です。
実写版ナラの日本語版声優は、歌手や俳優をマルチにこなす門山葉子が担当しています。彼女は2009年に有名ミュージカル『アニー』のダフィ役でデビューしました。本作では芯の強さとしなやかさを併せ持つナラを魅力たっぷりに演じており、歌唱力もバツグンです。
ティモンは口が悪いが面倒見が良いミーアキャットです。相棒のイボイノシシ・プンバァと共に、「ハクナマタタ(くよくよするな)」の精神で楽しく暮らしていました。
実写版ティモンの外国語版声優は、アメリカの俳優・コメディアンのビリー・アイクナーです。ニューヨークで絶賛されたステージショー「Creation Nation:A Live TalkShow」で注目を集めました。近年では米バラエティ番組に多数出演する一方で、テレビドラマへの出演など俳優活動も活発に行なっています。
実写版ティモンの日本語版声優は、兄弟漫才コンビ・ミキでボケを担当するお笑い芸人の亜生です。テレビ出演や漫才舞台等の活動をする傍ら、2018年には『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で声優デビューを果たしています。本作ではティモンを本業の声優顔負けの演技力で演じました。
プンバァはミーアキャットのティモンと暮らすイボイノシシです。少し抜けていますがとても優しい性格で、砂漠で倒れていたシンバを助けました。
実写版プンバァの外国語版声優は、カナダ出身のコメディアンで俳優もこなすセス・ローゲンです。彼は『トニー・ダーゴ』(2001)で映画デビューし、『40歳の童貞男』(2005)や『スティーブ・ジョブズ』(2015)など数々の話題作に出演し続けています。監督や脚本業もこなすマルチな才能の持ち主です。
実写版プンバァの日本語吹き替え声優は、俳優の佐藤二朗が担当しました。彼はコミカルでトリッキーな演技に定評があり、『勇者ヨシヒコ』シリーズ(2011~2016)や『今日から俺は!!』など多数のドラマ・映画に出演しています。本作ではティモン役亜生との見事な掛け合いが、高い評価を得ました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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